ヨコハマのでんき

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お客様の声②~株式会社野毛印刷社様~

野毛印刷社は神奈川県で44年続く老舗の印刷会社だ。今回ヨコハマのでんきを選択して頂いた経緯を、代表取締役社長森下治氏にお伺いした。
森下社長は先代のオーナーから引き続き、3代目の社長となる。当初から人の成長が会社の成長に繋がる、「会社は人なり」という理念のもと経営をおこなってきた。

当たり前のことを当たり前に提供できるようにしていきたい。社長の中には以前、合気道で教わった「知行合一(ちこうごういつ)」という言葉が常にある。本当の知は実践を伴わなければならない。知ることは行うこととはまったく違う、行って、行動してみてはじめて知るということになるという言葉をモットーとしている。

森下社長は、「持続可能な社会といっても、どんな社会を持続させたいのか。自分で考えて自分で行動し、結果に責任を取る。そういったことに喜びを感じられる社会を持続させたい。お客様は印刷をするのが目的ではない、自分たちの印刷が選ばれるのは、お客様の目的を達成させてこそ。印刷を通じて双方が変わっていき、喜びを共有することが、野毛印刷社のビジネスにもつながる」と話し、

印刷が生業だが、現在はエンドユーザ向けのマーケティング研修をおこない、WEBや印刷の提案をおこなう。お客様のゴールの近道になるものを最終的に適宜提案しているとのことだ。

環境問題への取組みも、もともとはCSRの一貫で始まったが、その後、社員にエコ検定を推奨して受講させたり、ISO14001やグリーンプリンティング認定を取得したのも自然な流れだったようだ。(※グリーンプリンティング認定とは、従来の印刷製品の環境マークが、紙やインキ、または製造工程の一部を対象にしたものに対し、GP(グリーンプリンティング)マークは資材から工程までの総合的環境配慮マーク。印刷製品にGPマークを表示することで、印刷資材、製造工程、印刷会社の取組全てが、環境に配慮されていることが一目瞭然になるもので、野毛印刷社ではこの認定を取得済み2010年)

「自分たちは今の地球環境を守るために活動しているといいながら、実際行動していないのであればそれはうそになる。机上の空論としてCSRというのではなく、きちんとビジネスの場でも宣言し、実践する姿勢を皆さんに見せていく。環境に取り組むと決めたら、紙、インク、印刷機に至るまで環境配慮型ものを導入し、説明しなくてもお客様に見えるようにしていきたい。」と森下社長は話し、ヨコハマのでんきに切り替えた理由も会社理念に合致すると考えたからだという。ヨコハマのでんきの電源構成は、FIT電源比率が高い。需要と供給を一致させるため、ヨコハマのでんきでは、神奈川県や東京電力管内の発電所のFIT電気を積極的に購入して、供給を増やしている。同社を運営する横浜環境デザインは、もともと太陽光発電の会社ということもあり、地産池消を掲げ、再生可能エネルギーである太陽光発電を設計施工し、最近では、蓄電池も併せて提案している。太陽光で創った電気、余った電気を地域で融通する仕組みの構築や農業とソーラー発電両方を普及させるソーラーシェアリングの普及もしている。そういった活動ひとつひとつが、環境保全のために必要だ、本物だと思い、電気を切り替えたとのこと。

ヨコハマのでんきを運営している株式会社横浜環境デザインのHP内で、「ビス打ち1本にもこだわった」という施工会社だからこそ出てくるフレーズ等にも共感した。このフレーズは真剣に施工をしてきたからこそある言葉。最近は、ともすれば仕組みだけ考えて、実がないということが多い、お付き合いする基準として、”本物”を求めたい。森下社長の一貫した考えだ。

ただ事は簡単ではない、社長も日々悩み、改善、修正をしている。社員教育は特に時間がかかり、継続することが難しい、社員向けのマーケティング研修や、社長塾、改善提案の場を提供と、”本物”への道は険しい。自分たちが本物になり本物の人や会社とお付き合いしたい。そうすることが持続可能な社会につながり、自分たちのビジネスも持続させることができる。社長は本気だ。

最近RE100、ESG投資などとかく言葉が先行しているが、持続可能な社会とは何か、どういった社会を実現させたいのか、グリーンプリンティングの先にあるもの。それを真剣に考えて、行動・改善する。野毛印刷社の森下社長には、はっきりと100年後のあるべき未来の姿が見えているのだろうと思う。