2022.06.27
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経済産業省・資源エネルギー庁は東京エリアの電力需給が厳しい見通しとなったため、6月27日、28日に初の「電力需給ひっ迫注意報」を発令しました。また、29日は北海道・東北・東京エリアで「電力需給ひっ迫準備情報」が出されており、今後も気温が高い日が続くことから「電力需給ひっ迫注意報」が発令されることも予想されます。
「電力需給ひっ迫注意報」が発令された原因は、梅雨入りしたにも関わらず降雨が少なく平年より早く九州から本州を高気圧が覆い気温上昇による電力需要増が見込まれたからです。
現時点では「需給ひっ迫注意報」ですが、さらなる気温の上昇とそれに伴う需要の増加、突発的な電源トラブルなどがあると予備率が最低限必要な3%を下回り、「需給ひっ迫警報」が発令される可能性があります。
正午までは太陽光発電の出力が増えるため、午前9時~午後4時の予備率は確保できる見込みですが、日が陰って太陽光の発電量が急落する午後4時~5時に電気が足りなくなると予想されています。
そのため国は、【需給ひっ迫注意報】を発令して、27日、28日の15時~18時の時間帯で、できる限りの節電を東京エリアで生活をする人にお願いしています。一方で、日中の暑い時間帯は太陽光が発電しており電力需給に余裕があるので、冷房等を活用して水分補給をおこない、熱中症にならないように注意を呼び掛けています。
東京電力パワーグリッド株式会社が公開している「でんき予報」は、5分おきに本日の電力使用状況が更新されて速報値として公開されて、誰でも閲覧することができます。太陽光発電実績もグラフ化されて更新されており、使用量に対しての割合も表示されるので、いま東京エリアでおこっていることを把握するために使えます。また、週刊の見通しも毎週金曜日に更新されており、東京エリアの電力使用のピーク時間帯や使用率を確認することができます。
💡東京電力パワーグリッド株式会社「でんき予報」
当社でも社内で節電に取り組んでいます。日頃より不要な電気を消すように社員全員で取り組んでいますが、本日は需給ひっ迫が予想される時間帯には1Fショールームを早めに終了する予定です。また冷房も適切な温度に設定をしています。
涼しいと感じるオフィスやご自宅で在宅勤務をされている方も、熱中症対策が必要です。
水分はコーヒーやジュースで摂取する、汗をかかないから水分を取らず、トイレの回数も少ない。こんな方はいませんか?
コーヒーやジュースなどの清涼飲料水は、水分摂取に適しているとは言えません。また暑くないから水分を取らず、トイレの回数が少ない方も注意が必要です。冷房が付いている居室ではつい暑さを忘れてしまいがちですが、体内に熱がこもり熱中症になる危険があります。
氷の入った冷たい飲み物や、素麺や冷やし中華などを選んでしまうと思いますが、体の中が冷えてしまい夏バテの原因になります。氷の入った飲み物を控えたり、スタミナのつく食事を取るようにして、無理せず冷房も活用して暑い夏を乗り切りましょう。