2021.06.25
法人宮内建設株式会社様は、横浜型地域貢献企業の最上位認定(※)を受けられている建設会社です。特にSDGsの取り組みに力を入れて取り組んでいらっしゃいます。総務部長の佐藤広行様にお話をお伺いしました。
※横浜型地域貢献企業とは、横浜市民を積極的に雇用している、市内企業との取引を重視しているなど、地域を意識した経営を行うとともに、本業及びそれ以外の場において環境保全活動など一定の基準を基に認定した企業の成長・発展を支援する制度です。
ヨコハマのでんきを運営する横浜環境デザインも、横浜型地域貢献企業として認定され、今後も地域を意識した経営と再生可能エネルギーの普及を通して地域に貢献するための活動をおこなっていきます。
弊社にお問い合わせ頂いたきっかけは、横浜市の事業者向け再エネ電気への切り替えキャンペーン「うちも、再エネにしました。」(※本キャンペーンは終了済み)でしたね。
横浜市のキャンペーン終了後に始まった神奈川県の「かながわ再エネ電力利用応援プロジェクト」にも適用されることから、こちらも申請し6月2日に認定されています。
☞かながわ再エネ電力利用応援プロジェクト
(※こちらのプロジェクトは引き続き受付中です。)
各社小売電気事業者が登録している中で、当社をお選び頂きお問い合わせ頂いた理由を教えて頂けますでしょうか?
ヨコハマSDGsデザインセンターより「うちも、再エネにしました。」の案内があり、会社としてSGDsに賛同しているため、再エネ100%電力プランへの切り替えをおこなうことにしました。
再エネ100%プランを提供している会社に御社があり、当社はもともと地元の企業とのコラボを通じて地元の活性化につなげたいと考えていました。そのため、横浜に本社がある御社の「ヨコハマのでんき」の再エネecoプラン100を選びました。
なるほど、同じ横浜で地元に根ざした企業であることから、当社をお選び頂いたのですね。ありがとうございます!
再エネ100%の電気は、お金で再エネ価値を買う(非化石証書)ということなので、できれば創エネをして、実際にCO2の削減もおこないたいと思っていましたので、御社に依頼し、太陽光発電設備(4.4kW)も設置しました。
あと、最近よくテレビで報道されているのですが、災害時に携帯を充電するために長蛇の列ができて大変だということを見聞きしていたので、蓄電池のテスラパワーウォ―ル13.5kWhも設置し、地域貢献の一環として近隣の方を対象に、災害時は160台分の携帯の充電ができる環境も整えました。
大変素晴らしい取り組みですね。
残念ながら、近年台風の大型化など、大きな災害が起こることが増えていますので、地域の方にとって安心できる活動だと思います。
この取り組みについては、災害時に「当社に来て携帯の充電をしてください」ということを地域の方にお知らせするために、デモンストレーションを行った際の記事をタウンニュースさんに取り上げてもらいました。
宮内建設さんは、SDGsの目標4,5,8,7,11,13を掲げられて、いろいろ活動されていますね。
宮内建設株式会社「SDGsへの取り組み」 詳細はこちら▶
自分たちができることをひとつひとつ実践しています。
例えば目標「5.ジェンダー平等を実現しよう」に関しては、男女平等という意味では、昔から女性社員を積極的に受け入れて、いち早く現場での女性更衣室や女性トイレを完備して女性が働きやすい職場を目指しています。
「よこはまグッドバランス賞」の認定も受けられており、国土交通省が推進している「もっと女性が活躍できる建設業へ」向けた素晴らしい取り組みですね。
SDGsの活動はビジネスにも影響がありますか?
SDGsはこれからのビジネスにとって追い風でもあり、SDGsの取り組みを行っている企業が評価される環境にもなってきていると考えています。
当社の本業は土木関係ですが、SDGsを目標に持つ御社のような地元の企業と、もっといろいろなコラボレーションをおこなっていきたいと思っています。
当社も宮内建設様と一緒にできることを考えながら、SDGsの活動を通して循環型経済や社会の構築に向けて取り組んで行きたいと思います。
本日は貴重なお話をお伺いさせて頂き、ありがとうございました!